大名家の香道[10/16(水)〜]−初心者でも楽しめる香道へのお誘い−
講座概要
講座番号 | 1001-2024W011 |
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曜日 | 水曜日 |
開講期間 | 2024/10/16(水)~2024/12/18(水) |
時間 | 13:00~15:00 |
受付期間 | 2024/08/14(水)~2024/10/09(水) |
受講料 | 一般:23,100円、 学友会終身会員:18,480円、 学友会年会員:18,480円、 在学生:23,100円 |
実施方法 | 対面 |
会場 | 玉川大学(大学研究室棟) |
講師 | 安藤 綾冠 |
講座レベル |
講座の内容
安藤家御家流香道は江戸大名家奥向で伝わりました。仙洞御所(後水尾院御所)女院御所(東福門院御所・東福門院は徳川秀忠の娘)にて米川常伯が香道を以って御伝授奉りました。当家重之室養徳院(藤堂高虎の孫・当家三代重博の母)が女院御所へ御挨拶に参上し香の式を京より江戸へ持ち帰り安藤家の定流としました。昭和45年、高松宮殿下の御奨めにより留流を解きまして安藤家御家流として世間に御披露し、現在に至ります。
第1回(10月16日) 白川香(白河香)
都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関 能因法師
都にはまだ青葉にて見しかども紅葉散りしく白河の関 源頼政
和歌で有名な古代奥羽白河の関にちなんだ組香
第2回(11月27日) 新竜田香
千早ふる神代もきかず竜田川唐紅に水くくるとは
在原業平の和歌を題材に米川流の盤物のお香です。
香道の盤物とは盤に立物がのります。
第3回(12月18日) 慶賀香
鶴、亀、松、竹、蓬莱の香
君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
和漢朗詠集から祝いの詩歌
講座スケジュール
回 | 実施日 | 備考 |
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1 | 2024/10/16(水) | |
2 | 2024/11/27(水) | |
3 | 2024/12/18(水) |
対象
初心者から受講可能
教材
プリントを配付
持ち物
お持ちの方は扇子、古帛紗、懐紙
受講上の注意事項
・香水などの香りの強いものはご遠慮ください
・カジュアルな服装でのご参加はお控えください
講師紹介
- 安藤 綾冠
- 安藤家御家流香道十二世家元
旧磐城平藩主第十六代当主安藤綾信の長女。昭和46年東京生まれ。
玉川学園中・高・玉川大学を卒業。先祖よりの茶道・香道・伊勢流礼法を相伝。現在では大名の奥向きの文化として香道では唯一当流のみ。(米川流)安藤家御家流香道十二世家元。
安藤家御家流
昭和45年八芳園に於いて、高松宮殿下、宮妃殿下、旧平戸藩主松浦素氏御来臨のもと、初代対馬守重信三百五十年遠忌及び十代信正百年忌を営む。この時より留流を解いて一般に伝授する事となる。