世界遺産の魅力 冬の講座[2/28(土)〜]世界遺産は保全が目的 −“SDGs達成”と世界遺産保全−

受講申込

講座概要

講座番号 3010-2025W021
曜日 土曜日
開講期間 2026/02/28(土)2026/03/14(土)
時間 10:00~12:00
受付期間 2025/09/03(水)2026/02/21(土)
受講料 一般:15,840円、 学友会終身会員:14,256円、 学友会年会員:14,256円、 在学生:12,672円
実施方法 対面
会場 玉川大学(大学1号館)
講師 目黒 正武
講座レベル

講座の内容

本講座は1年を通し一つのテーマを追う講座で、今回のテーマは「アフリカの歴史」です。春、秋、冬、各講座だけの受講でも楽しめる内容をご用意いたします。

冬の講座: 「世界遺産は保全が目的 −“SDGs達成”と世界遺産保全−」
世界遺産登録の目的は、大事な“遺産”を次世代に引き継ぐ為の登録活動です。
一方最近、マスメディアでも取り上げられる事が増えた”SDGs”。
日本語では“持続可能な開発”を意味します。何が持続可能なのかというと「地球」です。地球が持続可能な開発(経済活動)を国際社会が協力して実施しようという大きな目標で2015年の国連総会で採択されました。つまり21世紀の国際社会が共有する目標で、日本は勿論ですがアメリカを含む150カ国以上が参加しています。基本理念は“Leave No One Behind=誰一人取り残さない”です。
昨今の国際情勢を見ると各国の自我ばかりが強調されているようで、“Leave No one Behind”とは逆方向に向かっています。
大航海時代の欧州列強の“自我のぶつかり合い”は植民地戦争や奴隷貿易を生み出しましたが、“クレオール=混ざり合う文化”という新しい概念も誕生しています。
SDGs達成のための手段の一つに「世界遺産保全活動」が含まれています。
“世界遺産保全活動”の為に市民レベルで行う「国際協力の和」は、国や経済界、政治家や経済人の自我を飛び越えて“誰一人取り残さない”社会実現に向かうはずです。
秋期①「秋の講座」では“クレオール”に基づく世界遺産を紹介しました。
秋期②「冬の講座」では「世界遺産は保全が目的−“SDGs達成”と世界遺産保全−」です。
SDGsの内容を確認しながら、世界遺産保全とSDGs達成がどのように結びつくのか見てみましょう。
秋期①と秋期②の講座を単独で受講しても新しい発見につながりますが、連続して受講する事で「大きな新発見」があると考えます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

講座関連画像

講座スケジュール

実施日 備考
1 2026/02/28(土)
2 2026/03/07(土)
3 2026/03/14(土)

対象

どなたでも

教材

プリントを配付(教材費込)

持ち物

筆記用具

講師紹介

目黒 正武
日本イコモス国内委員会会員 / 元NPO法人世界遺産アカデミー客員研究員
1953年横浜に生まれる。大学卒業後、旅行会社に就職。海外を中心に世界遺産を数多く訪問する。2005年、世界遺産アカデミーの設立に参加、検定事務局を担当する傍ら、様々な教室で世界遺産に関する講座を担当、独自の切り口で、それぞれの世界遺産を紹介する。

目黒 正武